2009年の話。
魚眼レンズが欲しかった。
その頃は今みたいに、各社からデジタル専用(APS-C等)の安い魚眼レンズが販売されておらず、安く手に入れようとすると、ロシア製だが評判の良いZenitar 16mm f2.8 Fisheyeを購入する人が少なく無かったと思う。
しかしながら、Yahoo!Auctionや楽天を見ても安くて3万円弱で安いとは言えない。
海外製なのでeBayだと安いのでは?と思い覗いてみると$180ぐらいで販売されていて、送料も無料という安さ!しかも円高だし。
出品の説明を読むとウクライナのお店で届くまで半月以上掛かるとの事。
海外から購入するという不安はあったけど、同時に楽しさも あったので早速即決価格で落札して手続きを行いました。
ワクワクしながら待つこと半月。やっと届いたのが以下です。
マウントはM42なので 電子接点はないし、AFも利かないMF専用です。
広角レンズだからなんとかなるでしょうという割り切り仕様です。
外装は金属製でしっかりしていて、ずっしり重いです。
EOSで使う時は、M42をEFマウントに変換するマウントアダプタを使います。こちらもeBayで手に入れました。香港から発送で$12(送料無料)ぐらいです。
作例を少し掲載します。
EOS 20DやEOS 7Dで使うとセンサーがAPS-Cなので一番魚眼楽しく歪む部分はカットされてしまいますが、それでも楽しいレンズです。
(※EXIFが50mm f1.8になっているのはマウントアダプタのチップの仕様です)
寄って撮ると近くのものは大きく強調されます。
ボケ味はいまいちかもですね。普通はパンフォーカスで撮るので問題無いです。
もうすぐ発売のEOS 6Dで使うと本領発揮できるので、いつかそちらも手に入れたいです。