尾瀬沼ヒュッテのキャンプ場で一泊した次の日の話です。(一日目はコチラ)
AM5時頃に野鳥の鳴き声で目覚めました。まだちょっと薄暗かったです。
天気も問題無さそうなので、予定通り燧ヶ岳の登山を決行することにしました。
ルートは、尾瀬沼ヒュッテを出発して、大江湿原の先の長英新道を通って燧ヶ岳の俎嵓(まないたぐら)に登り、高い側のピークの柴安嵓(しばやすぐら)にも登って戻ってくるというピストンです。
テントや自炊装備等を背負って登るのはなかなか大変なので、チェックアウト期限のお昼前までに戻って撤収作業をする計画にしました。
少し余裕を見ても、30分前には戻れそうなので、なんとかなるでしょう。
登山に必要な装備だけを揃えて早速出発です。まだ薄暗いですね。
早朝の大江湿原です。涼しくて気持ちいです。
この分岐から長英新道に入ります。
長英新道の前半はこんな感じです。森のなかを歩きます。
前日の雨でカナリぬかるんでいて、靴がドロドロになります。
油断すると足首まで泥に沈みます。
粘土の斜面に踏み跡がついています。
なぜかボート?そり?が吊り下げられています。冬に使うのかな?廃棄かな?
6月なのにまだ雪が残っていました。
尾瀬沼を眺められるポイントがありました。霧がなければなー。
傾斜がきつくなってきました。
爼嵓が見えます。
だいぶ上まで登りました。天気もちょっと良くなったような?
隣の柴安嵓も見えてきました。
キヌガサソウが生えています。不思議な花。
ここは雪渓の上を歩くしかありません。滑らないように慎重に進みます。
岩が多くなってきました。
柴安嵓と青空が綺麗だーーーー!
燧ヶ岳の爼嵓に登頂!
黄昏ているおにーちゃんがいました。
頂上には祠があります。
売店とかはありません。
二等三角点が有りました。すごい年季が入っています。。。
ちなみに高い方のピークの柴安嵓には三角点はありません。
祠と柴安嵓。
爼嵓からの眺め。良い眺めです。
さて、燧ヶ岳の高い側のピークの柴安嵓にも登りましょう。
途中に昨日のスライドショーで注意するように言われた雪渓が有りますね。滑ったら止まれないそうです。
雪渓が近くなってきました。
慣れていない人はアイゼン使ったほうが良いですと言われた雪渓です。
ボクは登山靴で慎重に登ります。
燧ヶ岳の柴安嵓に無事登頂しました!
こちらの方が頂上らしくいろいろ看板やら石碑がありますね。
少し広い場所があるので、皆、ご飯とかおやつを頂いています。
ガスバーナーとミニコッフェルで料理している人もいたな。
ボクは試しに買ってみたクリフバーを食べました。
見た目はグロ。。。ですが、美味しいですよ。
カロリーが高く、お腹持ちもします。
柴安嵓からの眺め。尾瀬沼が少し見えます。もう少し晴れていれば。
下りです。
お昼前には尾瀬沼ヒュッテのキャンプサイトに戻り撤収しなければなりません。
ちょっと早めに歩きます。
なんだかカボチャみたいなコブのある樹がありました。
分岐のところまで戻ってきました。
またまたキヌガサソウです。
尾瀬沼ヒュッテまで戻ってきたぞー!
30分あるので撤収は間に合いそうです。
ササッと撤収完了です。
キャンプサイトの札もちゃんと返却。
早速、駐車場までもどります。
三平下まで来たのでちょっと休憩。
ずっと気になっていた花豆のジェラートを注文。
この花豆ジェラート本当に美味しいので尾瀬に行った際はぜひぜひ食べてみてください。
また木道を7kmひたすら歩きます。
一の瀬休憩所まできました。
開店していました。
野菜やラムネも冷えています。
休憩中、エネルギー摂取のための定番、羊羹を食べます。
ウイダーinゼリーの様なゼリー系飲料より体積は小さいのにカロリーは同じ。効率が良いです。
無事駐車場に着きました!
一泊したので歴日が2日で、駐車料金は1000円です。