ナビしかできないナビ専用機を買うのが勿体無いので、iPhoneにナビアプリをインストールしてバイクナビとして使っています。
街中を走るのであれば無料のgoogle mapのナビでも十分なのですが、ツーリング先が圏外や通信が不安定な山奥だったりすると使い物になりません。
そこで携帯が圏外でも使えるnavicoというiPhoneのナビアプリをインストールして使っています。
地図データを全てアプリ内に持っているので、通信できなくても地図表示ができます。当然ルート検索もオフラインで可能です。
アプリの値段は少し高いですがナビ専用機と比べれば安いです。
iPhone用のナビ アプリは色々あるので他も試してみましたが、地図の拡大縮小にピンチイン・ピンチアウトが必要だったりで、バイクとの相性があまり良くありませんでした。
iPhoneをバイクナビとして使う場合、電池の残量も気になってくるので、バイクから電源を取れるようにしました。
電源はバッテリー付近のイグニッションと連動する配線に、DCステーションUSB+を繋いで確保しています。
イグニッションと連動する配線は、メンテナンスマニュアルを見て調べました。
「navico 全国詳細地図版」は地図・検索データ、ルート探索機能を内蔵したオフラインで利用できるカーナビアプリです。
現在使っているiPhoneとnavicoに辿り着くまでは、色々と試行錯誤しました。
素直にナビ専用機を買えばいいのにと思われるかもしれませんが、今は10,000円から帰るバイクナビも、5年前はとても値段が高かったのです。
スマホも今ほど普及していませんでした。
【試行錯誤 その1】
はじめに目を付けたのがコンパクトフラッシュタイプのGPSが使えるPDAです。
TOSHIBA Genio e550GXの中古を2000円で手に入れて、GPSのおまけに付いてきていたPocket Mapple Digitalの地図アプリをインストール。ナビゲーションは出来ませんが現在地が分かるだけでもかなり便利でした。
タンクバックにステーをつけてこんな感じで使っていました↓
【試行錯誤 その2】
その後、iPhone4を手に入れnavicoをインストールして使うようになりました。
この頃はiPhoneを挟み込むタイプのステーを使っていたのですが、走行時の振動や路面の段差を越える衝撃でiPhone4が外れてしまうというリスクが有りました。
その対策として、万が一iPhone4が外れてもケースに取り付けたストラップで飛んで行かないようにしていました。
スマホを挟み込むタイプのステーはオススメしません。
この固定方法のもう一つの問題は、iPhoneは防水仕様ではないので雨が降り始めるとナビとして使えないという致命的な事が挙げられます。
【試行錯誤 その3】
そんな試行錯誤の末、最終的にスマホの防水ケースを使う現在の方式にたどり着きました。
衝撃で飛んでいくことも無く、雨天のツーリングで使えなくなることも有りません。
【その他の問題】
ちなみにバイクグローブをはめていたらスマホが操作できないという問題は、タッチペンを使うことで解決しています。
使わない時は防水ケースにマジックテープで貼り付けて置くと操作しやすいです。
タッチペンは走行中に外れても落ちないように紐をつけてあります。
折角iPhoneでのナビなのでインカムで通話もしたい!という場合はこちら↓の記事もどうぞ。
“スマホをバイクナビにするには?試行錯誤の末、iPhoneアプリのnavicoと防水ケースに辿り着くまで” への1件のフィードバック
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